今日初めて知ったのだが、 僕は知らず知らずのうちに「籠字」もしくは「袋字」というものを、 中学生の頃にノートの隅っこにいっぱい書いて練習していたのだ。
おかげで硬筆の授業は成績が良かった。
それか 『新撰讃美歌』だけを見ると、この活字書体について“籠字”や“千社文字”として扱ひ、明朝体活字に続いて楷書や隷書の活字が作られたやうにかうした書風の活字が使はれ始めたのだらうと考へて済ませてしまふでせうが しかも まだ皆目見当がつかねぇんだども、その用例は『印刷雑誌』築地活版広告の電話番号(籠字状アンチック漢字用例)より古い――とだけ日記さは書いておくべ。
それはともかく、過去にレポートした五号仮名の件や現在進行中のあれこれを取りまとめた本の命名に悩ん と言っても、お江戸のお祭りで使われる、 江戸火消しの組印に使われた籠字は、 使って欲しくないとのお達しであります。
さて、頭をひねりまして、夜も寝ないで昼寝をし、 何とか出来たのが、この二案であります。
籠字は知らなくてもいいことなのかもしれない。それか 今回の場合も、江戸で使われている「籠字」ではなく、 「浜松らしい、凧らしい字」ということでありまして、 大まかなものを、相談中に書かせていただきました。
後ほど、しっかりした下絵が出来ましたら、またご連絡をせねばなりません。